2012 年 3 月 5 日

タイムライン表示とTimelineアプリを試す

OpenGraph

4月からフェイスブックページもタイムライン表示に全面的に切り替わります。今後は、Timelineアプリがより重要になり、自社サイトをソーシャル化することが加速すると思います。

既存サイトに独自のTimelineアプリを組み込むと、コンテンツに「いいね!」以外のアクションを付加したストーリーを、フェイスブックユーザーのタイムラインへ流すことができます。

タイムライン表示に切り替わると、どんな影響があるのか、Timelineアプリで何ができるのか調べてみました。

フェイスブックページのタイムライン表示による変更点

  1. ランディングページにカスタムページ(アプリ)を設定することはできなくなります。
  2. カスタムページを表示したとき、いいねボタンの位置が従来の位置と異なります(矢印画像などでボタンを指しているページは、ずれます)。
  3. カスタムページを表示しているとき、左上のプロフィール画像が表示されません。
  4. カスタムページで、いいねを押しても、いいね後のページへ遷移しません。遷移することを確認しましたので、訂正します(2012/5/7)。

よって、従来のような「いいね!」を獲得するプロモーションはむずかしいです。

(2)、(3)はページデザインがくずれます。
特に(4)は問題ですね。もう一度、ユーザーにリロードさせないといけないようです。既存のページは手法から修正しなければいけないでしょうね。遷移することを確認しましたので、訂正します(2012/5/7)。
現在はベータ期間と思われますので、4月以降再度確認する必要があります。

Timelineアプリ

このサイトにもTimelineアプリを組み込んでいますが、こちらもベータ期間中のようで、現在は管理者のみしか動作しません(※)

(login using Facebookは左上につけてあります)

オープングラフ上のオブジェクト(人、記事、場所、全ての物)に対してアクション(読む、見る、聴く、その他)を、結びつけることができます(注)

いままでは「いいね!」でしか表現できなかったものが、より具体的なアクションで関連づけることができます。

○○さんが、”△△”を読みました。
○○さんが、”○△の音楽”を聴きました。
という風にです。

フェイスブック上での動作は、ブログの記事を読んで、「読んだ」ボタンを押下したら、その人のタイムライン(アクティビティ)に、”○○さんが、○○を読みました”という風に通知されます。

友達のアクティビティに気づき、またその人がその記事を読むという、ソーシャルリーチの拡大が期待できます。

もちろん、勝手に個人のアクティビティが記録されるわけではなく、”タイムラインに掲載”ボタンで自分のタイムラインに通知されることを承認した後です。これは「いいね!」ボタンと同じです。

Timelineアプリが動作するようになれば、また詳細をレポートします。

(注)自由ということではなく、動詞(アクション)には、決められた目的語(オブジェクト)を取る必要があります。

※4/7にTimelineアプリのアクション申請が承認されて、この記事も訂正いたしました。詳しくは「Timelineアプリを作ってみた」を参照してください。