強制Timeline化に伴い、アプリのアクション申請審査も始まったようです。単に申請内容だけでなく、実際アプリの動作が調べられてガイドラインに沿っているか審査されているようです。ビルトインタイプのアクションを利用するにも、申請が必要です。承認されるまでは利用することができません。申請がリジェクトされても、指摘やガイドラインに沿ってアプリを修正すれば承認されます。
ビルトインアクション申請
一般的によく使われるであろうアクションは、すでにビルドインアクションとして定義されています。
アクションだけでなく、そのアクションが対象とするオブジェクトも同時に申請します。
Noticeアプリでは、readアクションをarticleオブジェクトと共に利用申請しています。
対象オブジェクトはOGPメタタグを持ったコンテンツでなければなりません(参考記事:OGPメタタグを書いてインサイトを見る)。
申請は、アプリのページの「オープングラフを編集」で行えます。
タイムラインへ通知してみよう
まず、左上の”Login using Facebook”ボタンでフェイスブックにログインしてください。
SocialをONに切り替えると、記事の最後に「タイムラインへ掲載する」ボタンが表示されます。
記事を読んで、自分のタイムラインに読んだことを掲載したければ、試しにこのボタンを押してください(後で取消しできますから、ご安心を)。
あなたのタイムラインの「最近のアクティビティ」に、「○○さんがTimelineアプリを作ってみたを読みました」と表示されているはずです。
そのアクテビティに友人が気づき、友人、またその友人へとコンテンツを露出する機会が生まれていきます。
タイムラインアプリのガイドライン(news.reads)
news.readsを発行するアプリのガイドラインについてのみ、説明します。
自身のコンテンツであること
まず、タイムラインへ掲載する記事は、自身のオリジナルの記事であることが前提です。他者の記事を自分のアプリで掲載することは禁じられています。
アクションの掲載は慎重に行うこと
単にタイトル(または記事の抜粋だけ)を表示して、ボタンを押させるようなことは禁止されています。
できるかぎり、読んだことを確認してから、掲載することが推奨されています。
とはいえ、ほんとうに読んでもらったかどうかはわかりませんから、例えば、ページを表示してから、数分経っているとか、複数のページにまたがるコンテンツなら、全てのページが表示されたとかになるでしょう。
確認もなく突然タイムラインにアクションを掲載するといった、利用者が驚くような動作は禁止されています。
とにかくアプリに対しては、慎重にボタンを押させることが推奨されています。
アプリの必須機能
アプリは、一度タイムラインに掲載したアクションを取り消せるようなインタフェースを備える必要があります。
Noticeアプリでは、左上に既読記事一覧を表示して、それぞれ取消ができるようにしてあります。
たとえアプリにログインしても、通知機能を全体的にON/OFF出来る機能も備える必要があります。
いいね!との違い
「いいね!」とどう違うのか?というと、より具体的な動作が与えられたことで、対象のコンテンツに適切な関心(あの人が読んだものだ、あの人が食べたものだ、あの人が買ったものだ…)が寄せられる可能性があり、量ではなく質の高いソーシャルリーチが得られるといったとこでしょうか。
単に「いいね!」では、何に対していいと言ってるのか、よくわかりませんからね。
FacebookのTimelineアプリをうまく利用することで、有効なソーシャルリーチを多く得ることができるかもしれません。