2012 年 2 月 17 日

楽天ショップのメールマガジンの効果

初期のネットビジネスにおいて、メールマガジンは顧客と店舗をつなぐ有効なコミュニケーションツールだったと思います。今メールマガジンってどれだけ有効なんでしょうか?

顧客は、いくつものショップから多くのメールマガジンを受け取っています。

特に楽天では、商品を買うたびに、メルマガ登録されてしまいます。

受け取らない設定も可能なのですが、
その操作がわかりにくく、あえてそうしているのではないかと穿った見方もしてしまいます。

楽天のメルマガは現在送信量(一ユーザーに一回/週など)が規制されています。

多くの店舗は最低一週間に一回以上はメルマガを送信されていると思います。

無償の範囲分は送らないとなんだか損をした気分になるということもあるかもしれません。

また有効かどうかわからないSEO対策と同様で、
「止めたらアクセスや売上が落ちる気がするから、止められない」
と似ていると思います。

弊社のクライアント店舗様の中で、メルマガの効果が上がっていないある店舗様に了解いただき、思い切って週一のメルマガを止めることを提案しました。

そして、1ヶ月に一度ぐらいの間隔でイベントのお知らせをメルマガにするということを半年ぐらいやってみたところ、全く売上は落ちませんでした。

元々、効果がなかったのですから、当たり前といえば、当たり前な話です。

メルマガの文面作成に苦しんでられるところも多いと思います。

コストを掛けたり、苦しい思いして作成したものが、顧客に迷惑と思われているなら、止めた方がいいですからね。

まずは、今のメルマガの効果測定結果を見直すことが肝心だと思います。

そして、効果がないなら、止めることや、送信周期やセグメンテーションの見直し、文面を工夫することを検討すべきと思います。